「車、何乗ってるの?」
この一言から、車の話題を名目としたマウント合戦が始まること、ありませんか?
職場では上司が高級車自慢をしてきたり、
友人グループでは車の話になるたびに“優越感”をにじませる人がいたり。
正直、車に興味が無くて足に必要だから乗ってるという人からしたら「ウザいな…」と思ってしまう。
でも、関係を壊したくないから笑って受け流すといった場面はあるあるではないでしょうか?
車マウントをしてくる人は、承認欲求が強く、他人より“上”に立ちたい気持ちを隠せないタイプ。
でも、そんな人にいちいち振り回されていたら、こちらが疲れてしまいます。
この記事では、
職場・友人それぞれの「車マウントしてくる人の特徴」と、
ウザいマウントをスマートにかわすコツを紹介します。
職場にいる「車マウントしてくる人」の特徴

① 所有している車で立場や年収をアピールするマウント
「課長職くらいのポジションなら、これくらいの車に乗らないとね」
そんな発言をする上司、いませんか?
車が”ステータス”だと信じてやまないタイプです。
良い車を所有していることが本人のモチベーションであるとともに、周りでコンパクトカーに乗っている人を見るとマウントをとらずにはいられません。
結婚やマイホームと同様、「車」も収入・地位の延長線上にあると思っているため、他人の車を見て“自分が上だ”と感じたい心理があります。
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②部下や同僚の車を格付けする系マウント
「軽だと燃費はいいけど、高速は怖すぎるよ」
「二駆じゃ雪道ダメだって…次は四駆にしたほうがいいよ」など、
面と向かって乗ってる人の車を辛口チェック。
悪気があるというより、”自分の車がイチバン”という自信から、
無意識に「マウント癖」が染みついてしまっているんです。
原付に乗っている人なんかを目にしたときは、
笑いをこらえるのに必死な素振りを見せることでしょう。
③社会人としてのマナーを車にまで叩き込む系マウント
「窓ガラス汚いから磨いた方がいいよ」
「車でいつもタバコ吸ってるみたいだけど、横に乗る人の気持ち考えた事ある?」
など、会社で逐一他人の車をチェックしては指摘をするタイプ。
もはやモラハラに近いため、このような人物がいたら要注意です。
おそらくこういう人は、休みの日にいつも洗車をすることが日課になっているため、
他人の車に対する手入れの無さが許せないのでしょう。
友人にいる「車マウントしてくる人」の特徴

①SNSで車自慢を投稿しまくる系マウント
「久々のドライブ〜」といいつつ、背景より車メイン
「やっぱ外車の走りは違う」など、わざとらしく車種を強調
SNSで車マウントを取る人の多くは、
リアルで思うように評価されなかったり、
仕事や人間関係で自信が持てなかったりすると、
「SNSでなら上に立てる!」と思ってしまうんです。
このタイプはエスカレートすると、
”他人の運転の下手さ”をつぶやいたり、”交通事故の現場”を撮って貼り付けるので、
周りからしたら不愉快ですし迷惑ですよね。
②細かく聞いて相手のステータス丸裸にしたい系マウント
「ローン?それとも現金?」
「新車?もしかして中古じゃないよね?」
このように詳しく相手の車の状況を探ることで、”自分の方が勝ってる”
と安心感を得たいタイプです。
質問だけ聞いていたら一見フレンドリーですが、言葉の節々に
「それで満足なんだね」「収入とか余裕あるの?」
など刺さる言葉を放ってきます。
情報収集型マウントのため、最初のうちは気にせず関わっていても”気付いた時には相手に情報を見抜かれていた”
なんてことがあります。
初めの会話で違和感を感じたら早々に距離を置きましょう。
③車の知識があって、自慢してくる系マウント
あなたが何か車のことを話すと、すぐに「いやそれ違うよ」「実はね」と上から修正してくるタイプです。
本人は「教えてあげてる」と思っているけど、
聞いてる側からすると「いちいち否定されてる」「バカにされてる気がする」と感じやすいんです。
あなたの車の駆動系やエンジン…しまいにはデザインまですべてをいったん否定して、解説をする流れに持っていきがちです。
このようなタイプは、あなたがいくら正論を言っても相手は「自分の意見が上」だと譲りません。
ウザくてしんどくなった時は徐々にフェードアウトをして、
お互い落ち着いた会話ができる年齢になったら再開できることを願いましょう。
うざい車マウントをスマートにかわすコツ

「マウントをとってくる人」は相手のリアクションを求めています。
つまりあなたが”反応するほど”相手は気持ちよくなってしまうんです。
大切なことは
「戦わない・比べない・反応しない」をベースとした返答が大事になってきます。
以下に、受け流すためのコツを3つご紹介します。
①「そうなんだ~」で緩く流す
リアクションを軽め・短めにするのが基本
そのような返答をされてもひたすらマウントをとり続けるようであれば、
その友人は会話力に難があると思われます。
②「相手の土俵に立たない」話題転換術
車の話になったら、少しずらした方向に持っていきましょう。
「車詳しいね!おすすめのドライブコースとかある?」
など、マウントをかわしつつ会話を続けられるため、
相手の気を悪くすることなく交友関係が保てることでしょう。
③「褒めて終わらせる」で戦わずに勝つ
マウントの目的は「上に立ちたい」こと。
なら、最初から“上に置いてあげる”と、戦い自体が終わります。
「ほんと車のことよく知ってるね~」
これを言われると、相手はもう“勝ち”を確信して満足します。
あなたはストレスなく終了。これが最もエレガントな回避法です。
まとめ
車マウントをしてくる人は、
結局のところ“他人を通して自分を確認したい人”です。
だからこそ、真にスマートなのは、
相手の土俵に上がらず、軽く受け流せる自分でいること。
あなたが反応しなければ、マウントは成立しません。
「すごいね」「へぇ〜そうなんだ」で終わらせるだけで、
心の距離を保ちつつ、関係も壊さずに済みます。
「戦わない・比べない・反応しない」
それが、“マウントに負けない人”のいちばんの強さです。

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