学歴でマウント取ってくる人、正直ウザい。でも、反応したら負けです

職場の昼休み。
みんなで雑談してると、必ずひとりはいるんですよね。
「○○大学の同期が〜」「うちの大学のOBが〜」って、やたら“学歴ネタ”を挟んでくる人。

最初は笑って聞き流してたけど、だんだん違和感。
「え、今それ言う必要ある?」みたいな。
こっちは仕事の話をしてるだけなのに、
気付いたらマウントをとられていて、正直うざい。

でも、そういう人にムキになっても疲れるだけです。
実は、”学歴でマウントを取る人”ほど今の自分に自信がないんです。

この記事では、

  • 会社で学歴マウントを取ってくる人の心理
  • イラッとしたときの上手な受け流し方
  • ストレスをためないための考え方

を紹介します。
読んだあとには、「あ、もう反応するだけムダだな」とスッと気が楽になるはずです。

目次

会社で学歴マウントをとってくる人、なぜこんなにもウザい?

会話のたびに“上から目線”

どんな話題でも、なぜか上から目線で語ってくる人、いませんか?
たとえばちょっとした仕事の相談をしただけなのに、
「それ、考え方が甘いんじゃない?」とか「もう少し深く考えられない?」みたいに、
急に“先生ポジション”を取りにくる。

こっちは普通に会話してるつもりなのに、
気づいたら“講義”を聞かされてるような空気になるんですよね。
別に知識マウントを取りたいわけでもないし、
ただフラットに話したいだけなのに、毎回“上から評価される”感じがしてウザいと感じる…

しかもそういう人に限って、自分が上から話してる自覚がない。
「アドバイスしてあげてる」と思ってるのが、またやっかいなんです。

「僕○○大学だから〜」が口ぐせ

「僕(私)、○○大だから〜」「母校の大学の先輩は〜」
…もうそのフレーズ、何回聞いたかわかりません。

仕事の話でも雑談でも、
やたら“大学ネタ”を差し込んでくる人っていますよね。
最初は「母校を誇りに思ってるのかな」くらいに思うけど、
毎回それを出されると、さすがにうんざり。

しかも、「○○大出てる僕(私)」を前提に話すから、
無意識に“自分の方が上”っていう空気を出してくる。
別に学歴がどうこう言うつもりはないけど、
会社に入ったら、みんな“同じ社会人”なんですよね。
なのにいつまでも大学ブランドを引きずってる感じが、
なんか見てて痛いというか、寂しいというか…ウザい。

人を「肩書き」で判断してくる不快さ

一番しんどいのは、学歴だけで人を判断してくるタイプ。
相手の話を聞く前に「どこの大学出たの?」って探りを入れてきたり、
出身校によって態度が露骨に変わったり。

「え、そんなことで人の価値決めるの?」って思いますよね。

こういうタイプって、自分より学歴が上の人には素直なくせに
下の学歴の人には何かと言い訳をして指示を受け付けなかったりして
とてもウザいです。

仕事って、頭の良さよりも”段取り力”とか“コミュニケーション力”みたいな方が、
働くうえではずっと大事なのに。

仕事量がキャパオーバーで辛くなった時に読む記事がこちら
キャパオーバーで仕事を辞めるのはアリ?退職を考えたときの判断基準

家や車のステータスと同様、学歴フィルターを通してしか人を見られない人って、
たぶん“自分の評価軸”がそれしかないんです。
でも正直、そんな人の物差しに合わせて生きる必要なんてありません。

友人の車マウントの対処法について書いた記事はこちら
車マウントしてくる人の特徴6選|ウザいマウントをかわすコツ

マイホームを自慢されて悔しいと思ったときに読む記事はこちら
「友達のマイホームがうらやましい…」そんな気持ちに疲れたときに読んでほしい話

学歴マウントを取る人の心理|心の奥にある“劣等感”

正直、学歴マウントを取ってくる人って、
「なんでそんな強気に喧嘩を売れるの?」って思いますよね。
でも、よく見るとその裏には“自信のなさ”が隠れていることが多いんです。

学歴しか自信の拠りどころがない

社会人になって数年たつと、
“どこの大学を出たか”なんて、ほとんど関係なくなります。
仕事ができるか、さまざまな人とうまくやれるかのほうがずっと重要。

でも、マウントを取ってくる人はそこに気づけていません。
むしろ「自分は○○大出身なんだぞ」という過去の肩書きを未だに抱えているせいで
それがコミュニケーションの障害となっているのかもしれません。

学歴しか自信の拠りどころがないから、
他人にそれを見せて「すごいね」と言ってもらわないと不安になるんです。
つまり、マウント=自分を守るための防衛反応なんですよね。

今の自分に満足していない

「こんなはずじゃなかった」
心のどこかで、そう思ってる人ほどマウントに走りがちです。

いい大学を出たのに出世できない、
同期より給料が低い、
自分より“学歴が下”だと思ってた人が評価されている…。

そういう現実に直面したとき、
“過去の栄光”に逃げたくなる気持ちはわからなくもありません。
でも、周りから見ればそれはただの“悲劇のヒロインアピール”。
本人はプライドを守ってるつもりでも、実はどんどん孤立していくんですよね。

認められたい、褒められたい

どんなに偉そうなことを言っていても、
結局は“承認欲求”の表れです。

「すごいですね」って言われたい。
「さすが頭いいですね」って思われたい。
それだけなんです。

ただ、正直に「認めてほしい」と言えないから、
まわりを下げることで“自分を上に見せる”方向にいってしまう。
だからあの手の人って、話しながらどこか必死なんですよ。

本当に自信のある人は、
わざわざ他人を見下さなくても落ち着いてる。
学歴マウントを取る人は、自分の中の不安をごまかすために戦ってるだけなんです。

イラッとしたときに試したい、上手な受け流し方

正直、学歴マウントを取られた瞬間って、
心の中で「は?」「なにその言い方」って反射的にイラッとしますよね。
でも、その感情に引っ張られたら負けです。
相手は“優位に立ちたい”と思っているので、
反応した瞬間に、マウントのゴングが鳴ります。

ここでは、現場で使える“力を抜いたスルー術”を3つご紹介します。

①「そうなんですね」で、あっさり受け流す

いちばんシンプルで効果的なのがこれ。
「そうなんですね」「へぇ〜すごいですね」で終了させるというもの。

相手は“マウント反応”を期待してるので、
あっさり流されると拍子抜けをして冷静になります。
たとえるなら、渾身の力をこめて投げたボールがストライクゾーンを外して微妙な空気になる感じです。

無理に笑顔を作る必要もないし、
心の中では「はいはい、どうぞご自由に」くらいでOKです。

② 話題をすっと変える

マウントが始まったら、サラッと話題を変えるのもあり。
たとえば、
「そういえばこの前の案件、どうなりました?」
「最近忙しいですよね〜」
みたいに、まったく関係ない話をかぶせてしまいましょう。

相手も「この人、反応してくれない」と気づいたら、
だんだん張り合う気力を失っていきます。

間違っても「自分は頭良くないからわからないんですけど、この案件は…」
なんて自らを下げた逆質問は命取りです。

ポイントは、“わざとらしくなく自然に”話題を変えること。
スッと空気をずらすのがコツです。

 ③“張り合わない”がいちばんラク

マウントを取られて、つい「いや、自分だって…!」と反論したくなる瞬間、ありますよね。
でも、それをやると、相手の思うツボ。
相手は“優越感”を得るためにあなたを比較対象にしてるので、
張り合えば張り合うほど、燃料を投下して燃え盛ります。

だからこそ、“比べない・競わない”のがいちばん強い
相手の中では勝負になってても、
こちらがその土俵に上がらなければ、そもそも勝ち負けなんて存在しません。

イラッとしたら、心の中でこう唱えてください。

「まだこの人はそのステージか…早く俺のところまで登ってこい!」

これ、けっこう効きます(笑)

学歴マウントに疲れたら、距離を取ってもOK

正直、どれだけ受け流すのが上手くなっても、
毎回マウントを取られる環境にいたら、やっぱり疲れます。

そんなときは、無理して付き合う必要はありません

 「薄いリアクション」または「関わらない」も立派な防衛

つい真面目な人ほど、「ちゃんと向き合わなきゃ」と思いがちですが、
マウントを取ってくる相手からしてみれば格好の的になるだけ。

「あ~ね」くらいの温度感で、
軽く受け流すか、そっと距離を置くのが正解です。
関わらない勇気も、立派な“自己防衛”です。

マウントをする相手も全員に無視をされるようになっては、
学歴を話せる状況が生まれないため改心をすることでしょう。

仕事は「人間関係ゲーム」に巻き込まれないのが勝ち

学歴マウントを取る人って、
実は“人間関係ゲーム”の中で優位に立ちたいだけなんですよね。
でも、そのゲームに参加しなければ、そもそも勝ち負けなんて存在しません。

あなたが“穏やかに自分の仕事をする”ことこそ、
いちばんスマートで、強い態度。

冷静に考えてみれば、新卒から定年までは40年くらいあるのに、
大学時代の4年間をずっと誇示し続けるのって変な話ですよね(笑)

まとめ|マウントに反応しない自分が、いちばんスマート

学歴でマウントを取ってくる人は、
正直、余裕がない人が多いです。
自分に自信がないから、過去の肩書きや大学名を盾にしているだけ。

だから、あなたがイライラしたり、張り合ったりする必要はまったくありません。
むしろ反応しないことこそ、これからの相手のためでもあるんです。

先ほど紹介した“距離の取り方”や“心の受け流し方”を身につけることで、
あなたも無駄に消耗せず、心の平穏を守ることができます。

結局のところ、学歴マウントに振り回されない自分こそが、
職場でも、人生でも、最も賢く、ラクに生きている人です。

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